[409671] YouTubeBandをしている者です。

「鏡は左右は逆に映るのに、
なぜ、上下は逆に映らないの？」

この質問は、もともと小学生の質問なので、
小学生にも分かるように
100文字以内で説明して下さい。

・・・とういう問題は、
簡単なようですが、
スゴク難しいです。

この問題に、正しく答えるには
認知科学、数学、言語表現学（国語の一種）の
知識と能力が必要です。

答えの１例は、以下の通りです。

人間は３次元以上の事象も
２次元に変換して
表現したり、理解したりするという
習性があります。

例えば風景画です。

山、川、空、建物は３次元なのに、
風景画では２次元に変換して
表現しています。

人間の顔は３次元の立体なのに、
履歴書や免許証に貼る
証明写真は２次元です。

つまり、
社会や国家が、
３次元以上の事象も
２次元に変換して
表現したり、理解したりするということを
推奨、実践、強制しているのです。

以上の事柄が大前提です。

数学的に説明すれば、
実像と鏡像は
３次元の面対象です。

なので、３つある「次元の軸」のうち、
「前後軸」だけが「逆」になります。

「３次元世界」では「軸」が３つあります。

上下軸、左右軸、前後軸の３つです。

Aさんが、左ウデにウデ時計を
着けていたとしましょう。

その左ウデが西の方向にあったとしましょう。

鏡像のAさんも
西の方向に
ウデ時計を着けています。

Aさんの頭は天の方向にあり、
Aさんの足は地の方向にあります。

鏡像のAさんの頭も天の方向にあり、
鏡像のAさんの足も地の方向にあります。

Aさんの実像と鏡像とで
唯一、違うのは
「前後」だけです。

Aさんが「北」を向いている時、
鏡像のAさんは
「南」を向いているのです。

唯一、逆を向いているのは
「前後」だけです。

この３次元の事象を、
ムリに
２次元に変換すれば
どういうことになると思いますか？　

「前後の逆」を「左右の逆」に
変換せざるを得ないことを・・・

次回に続きます。

https://www.youtube.com/watch?v=5-fTjNKX6eg