[452362] 超しょぼく「YouTube Band」をしている者です。

　
「世界３大作曲家」は、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンです。

バッハのフルネームは、ヨハン・セバスティアン・バッハです。
モーツァルトのフルネームは、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトですが、
洗礼名は、ヨハンネス・クリュソストムス・ウォルフガングス・テオフィルス・モザルトです。
ベートーヴェンのフルネームは、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンですが、
父親の名前は、ヨハン・ヴァン・ベートーヴェンです。

３人の名前の共通点は、ファーストネーム、洗礼名ファーストネーム、父親のファーストネームが、いずれも「ヨハン系」ということです。

ドイツ語のヨハネスのバリエーションはヨハネス、ヨハン、ハンスです。
オーストリアドイツ語ではヨハンネスです。
イングランド語ではジョンです。
スコットランド語ではイアン、アイルランド語ではショーン、ウェールズ語ではエヴァンです。
日本語ではヨハネです。

同じ「ヨハネ」という人物の表記が、各国の言語による聖書で、それぞれ違うのです。

「ヨハネ」は人類史上、もっとも名付けられた名前です。その理由が４つあります。

　　【理由１】
キリスト教諸国では、生まれて来た自分の赤ちゃんに「クリスチャン・ネーム」「キリスト教の聖人の名前」を付ける習慣があります。洗礼式（キリスト教の入信式）に教会から与えられる名前も「クリスチャン・ネーム」「キリスト教の聖人の名前」です。「ジョン」「ショーン」「イアン」「ヨハン」「ヨハネ」は「クリスチャン・ネーム」「キリスト教の聖人の名前」です。

　　【理由２】
キリストが十字架に架かっている時、ほかの弟子たちは逃げていたのに、ヨハネだけがキリストに会いに行きました。

　　【理由３】
ほかの弟子たちは殉教で早死にしているのに、ヨハネだけが殉教せず長生きしました。十字架上のキリストから「私の母の老後の世話をしなさい」と言われていたからです。
　
　　【理由４】
新約聖書で１番、記述した文字数が多い弟子が、ヨハネです。
　　　
https://youtu.be/c1sHFwX0lHs